Uncategorized @ 03 December 2008, Comments Off

ちょっといまさらという気もしますが、先月の最大のニュースは何と言ってもアメリカ大統領選挙でのオバマ候補の勝利ですよね。ちょうどその前後に、“マイケル・ムーア in アホでマヌケな大統領選 [DVD]““告発のとき [DVD]“ といったポスト9.11、ポストイラク戦争後の現代アメリカの民主主義の現状についての映画をいくつか見ていたこともあり、あらためてアメリカという国の底力を思い知らされたような気がします。

大統領選挙の結果自体については、僕が詳しく書くまでもないことなので、ここでは省略しますが (President-electという言葉の存在を初めて知った)、選挙後に目にとまったのがNewYorkタイムズのオンライン版に掲載されたこのマップです。

President Map – Election Results 2008 – The New York Timesピクチャ 1.png

County(郡でいいのかな?)ごとに両候補者の投票数の「差」を円で表現しています。例えば、ロサンゼルスやシカゴなどの青い円が大きい郡は、オバマが大差で勝ったということを表しています。左側のスライダーで過去の選挙を選ぶと、円の直径がスムーズに変化し、今回の選挙の結果を過去の選挙と簡単に比較することができます。この図を一見するだけで、中西部と南部で共和党が強いこと、今回マケイン候補がとった州でも民主党が票をのばしていることが見て取れます。さらに地図をクリックすることで州ごとの結果を拡大してみると、やはり大都市圏でオバマ氏が強いこと、逆に南部の田舎のような特に保守的な地域では実はマケイン氏が得票を伸ばしていることなどが分かります。

僕自身がこの地図を見て、最初に思い出したのがこの図です。“Visualizing Data” の第三章で、データのマッピングの例として、Ben Fryが紹介したサンプルのプログラムです。(Processing.jsバージョンがこちらにあります。Firefoxのみで動作するようなので注意してください)

ピクチャ 3.png

似てませんか? 大きさをスムーズに変化させられるところもそっくり。色使いまで、共和党の赤と民主党の青にあわせたかのようです。ストレートなマッピング方式なので似てくるのは当然として…
シンプルな方法でも、実際のデータをビジュアライズすることで、複雑な事象を直感的に分かりやすく伝えられることを改めて強く印象づけられました。

このBen Fryの「Visualizing Data」の日本語訳がとうとう発売されました!


“ビジュアライジング・データ ―Processingによる情報視覚化手法” (Ben Fry)

監訳者がなんとあの「富豪家」の増井俊之さん(Apple)  (WWDCの際にはお世話になりました > 増井さん)、さらにはProcessing本などで有名な前川さんや田中さんも翻訳に関わっていたという豪華な顔ぶれです。

Diary @ 11 December 2007, Comments Off

出会いと言えば、今年もいろいろなCDや本に出会った。

音楽で言えば、今年一番聞いたのは、New Zealandのダブバンド Fat Freddy’s Dropかな。iTunesの再生回数でも他を圧倒して一位になっている。南国風の暖かみがどことなくあって、かつイギリスの影響も感じるいわゆるウェリントンサウンドの代表的なバンド。ここ最近で偶然みつけたのが、イギリスのプロデューサ Ishfaq。彼のリミックスワークを彼のサイトでぜひ聞いてもらいたい。ほとんどが無許可のリミックスワークのようだが、どれもクオリティがやたら高い!

今年は思い入れのある本との出会いも多かった。ちょうど昨日読み終わったのが、ウェブ進化論で著名な梅田望夫さんと芥川賞作家平野啓一郎さんの対談をまとめた、“ウェブ人間論 (新潮新書)” 。情報科学とITビジネス(?)に関わる人間のはしくれとして梅田さんが気になる存在であるのは当然として、平野さんも同世代の代表として以前から注目してい。この二人がウェブ/インターネットによって人類とその文化がどう変化/進化して行くのか(ウェブ・人間論)、あるいはウェブによって生まれた新人類の生態(ウェブ人間・論)について、意見をぶつけ合っている。梅田さんのネットと人間に対するオプティミスティックな姿勢と平野さんのプレ・ネット時代の知のあり方に対する郷愁とそれが失われて行くことに対する危惧、どちらにもシンパシーを覚えた。平野さんとは同世代、梅田さんとは(ちょっと遠いかもしれないが)同じ分野に関わる人間、として二人の対談を通して、自分が無意識のうちに内面化している二つのパラダイムに意識的になれた。面白い対談なので機会があればぜひ読んでいただきたい。たまたま本屋で手に取った本だったのだが、これも一つの出会いだった。

Max/MSP @ 06 November 2007, Comments Off

GAINERといっても、デキる!モテる! サラリーマンの雑誌ではありません。


“+GAINER―PHYSICAL COMPUTING WITH GAINER” (GainerBook Labo,
くるくる研究室)

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Reviews @ 19 September 2007, Comments Off


MacPower 10月号「クリエイター50250冊の推薦図書」という企画で、今もういちど読み返したい本5冊を挙げさせてもらいました。他の人たちの推薦図書をつらつら眺めているだけで、その人の人となりがなんとなくわかったようにな気になるから本を推薦するのって怖い。。。。それでも、知らなかった本を見つけるのは単純に楽しい。あれも読みたいこれも読みたいと、さっきからamazon.co.jpと近所の図書館のopacのページを行ったり来たり。 
またまた読みかけの本が増えそうな予感。

僕が推薦したのは次の5冊。その理由は…

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Uncategorized @ 21 August 2007, Comments Off

ずっと前に昔のblog上でちょっとしたレビューを書いた「セロ弾きのゴーシュの音楽論」について.
このエントリーに,いつの間にかついていたトラックバックをたどると,「セロ弾きのゴーシュ」の中に登場する楽曲をリストアップして解説したページに行き着きました.

牧歌組合~耳コピとエロジャケ~

この中で驚きだったのが,「印度の虎狩」という曲が実際に存在したこと.Comedy Fox Trotというグループ?の「Hunting Tigers Out in India」という曲がそれで,1920年〜30年代にビクターから発売されていたそうです.残念ながらその原曲を見つけることはできませんでしたが,そのカバーを見つけることができました. Bonzo Dog band の Hunting Tigersという曲です.

イメージとぜんぜん違いますよね. かなりコミカルな印象ですが,先のページによると原曲もどちらかというとお気楽な感じの曲だそうです.この曲をゴーシュがどう演奏したのか…  想像が膨らみます.


“〈セロ弾きのゴーシュ〉の音楽論―音楽近代主義を超えて” (梅津 時比古)

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