Events, iPhone, Project @ 04 January 2010, “26 Comments”

nbuilding2.jpg  QRN_0133.JPG  Photo: Omori Yuki

English follows

昨年末にQosmoとして参加したプロジェクトのご報告です。

発端は弊社に加わったばかりのAlexでした。友人の建築家・寺田尚樹さん(teradadesign)が、モバイルメディアの利点を生かした新しいタイプの建築を考えているばかりか、実際にビルを建てたという話を聞き込んできたところから、プロジェクトがスタートしました。

– teradadesign
立川駅近くの商店街に位置するテナントビル -通称 Nビル- の計画です。テナントビルの場合、看板や宣伝がファサードを占拠してしまい、建物自体の個性やアイデンティティーを表現することが設計では難しいと思いました。そこでQRコードのパターンをそのままファサードにし、看板と置換えることを考えました。このQRコードをきっかけに携帯サイト上で店舗情報などを随時更新していくことによって、従来の看板とは違った質の情報の発信を行う事を目的としました。

nbuilding1_.jpg  Photo: Omori Yuki

これが実際のビルの写真です。QRコードが実用的な意味を持つだけでなく、審美的にも印象的なファーサードに仕上がっています。このビルが完成したことを受けて、寺田さんと平手さん(teradadesign)、そしてQosmoで考えました。次はなんだろう…と。

今、日本で使われているケータイのほとんどでQRコードが読める、だからこそビルのファサードにはQRコードを埋め込んだわけですが、これがちょっと未来のケータイだったとしたらどうでしょうか? 静的なQRコードに対して、よりダイナミックな表現が可能なiPhoneのようなデバイスを用いることで、どんな表現が考えられるでしょうか?

両者の間でブレストを重ね、建築物と情報、都市とメディアの可能性を探る実験として実装したのが、次に紹介する「Nビル iPhoneアプリ」です。2009年12月15日。ビルのオープニングにあわせて、このPhoneアプリのお披露目を行いました。そのときの模様が下のビデオです。