今度のTwitterを題材にしたワークショップのネタ探しにと、先週の Strata カンファレンスでも紹介されていた O’Reillyの新刊 Mining the Social Webのサンプル(GitHubで公開されています)をごちょごちょいじっております. これがまた面白い! サンプル・コードも非常に実践的で使えます。さっそく、CouchDBなど、新しいツールをいろいろ試しているところです。
せっかくなのでサンプルコードの一つを紹介.
自分のメールボックスの中身をPython + CouchDBを使って解析しているサンプルです(GitHub上のmailboxes__… .pyというファイルがそれです)。ここではこの二年間、一日に私が直接やりとりしたメールの数をグラフにしています。数はたいしたことないのですが、その増減の仕方が面白いです(少なくとも自分にとっては).
ちょうど、二年前というと会社を始めた時期に相当します。このグラフを見るだけで、「2009年の夏は忙しかったよな」「去年の3月は死ぬかと思った…」といった思い出が走馬灯のように….
少し拡大してみると、毎月4回ほどの山が周期的に来ていることがわかります. 谷にあたるのは週末でしょうね.
コードを少し書き換えると、「よくメールを書く時間帯」「最も頻繁にメールをやり取りしている相手」(これは間違いなく澤井くんとAlexだろうな w) といったデータも簡単に得られます.
ネットワーク上だけでなく自分のPCのハードディスク上にも大量の自分に関するデータが眠っていることを再確認しました. こうした「埋蔵データ」を掘り起こすツールがもっともっと出てきてもよいのではないでしょうか。
そんなことを思いながらワークショップの準備中……..
参考) PCのディスク内の画像を検索するDeep for Mac (Mac Storeでも販売中)
追記 —
Chrome extension – Graph Your Inbox
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久しぶりに技術ネタ。
最近は、OpenGL ESをつかったグラフィックをやってました。NDAの関係で制作したアプリケーションを紹介できないのが残念ですが、その課程で参考にした本を紹介します。
ご存知かとは思いますが、iPhoneではOpenGLから派生したモバイルデバイス用のOpenGL ES 1.x系のOpenGLが採用されています。 PCで使っていたOpenGL関数の中には使えないものがあったり、逆にOpenGL ES独自の拡張があったりするため、その差を知ることが非常に重要になります。
OpenGLの本はたくさんあるのですが、OpenGL ESの本ってなかなかないんですよね。あってもOpenGL ES 2.0用だったり。1.0と2.0は下位互換ではないので、2.0ようの本はあまり役に立ちません。いろいろと漁ってようやく見つけたのがこの本。

“Mobile 3D Graphics: With OpenGL ES and M3G (Morgan Kaufmann Series in Computer Graphics)” (Kari Pulli, Tomi Aarnio, Ville Miettinen, Jani Vaarala)
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Reviews @ 17 December 2008,
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和田誠が選んだ「音楽を描く」絵 50
太古の壁画、民画、ピカソ、シャガール、ベン・シャーン、ホックニー、長新太 他

“illustration (イラストレーション) 2009年 01月号 [雑誌]” (玄光社)
絵のセレクションがすばらしい!
先日書いた「コントロール」と「自由度」の比、F/C比に関連して。
三島由紀夫の「金閣寺」から。金閣寺に放火する主人公の青年僧侶とその友人・柏木が嵐山の小督局(こごうのつぼね)の墓を訪ねる一節。(以下、新潮社文庫版の125ページから引用)
塚は細い小径の奥にあり、巨きな楓と朽ちはてた梅の古木とにはさまれている小さい石塔にすぎなかった。
(中略)
「優雅の墓というものは見すぼらしいもんだね」と柏木が言った。「政治権力や金力は立派な墓を残す。堂々たる墓をね。奴らは生前さっぱり想像力を持っていなかったから、墓もおのずから、想像力の余地のないような奴が建っちまうんだ。しかし優雅の方は、自他の想像力だけにたよって生きていたから、墓もこんな、想像力を働かすより仕方のないものが残っちまうんだ。このほうが俺はみじめだと思うね。死後も人の想像力に物乞いをしつづけなくちゃならんのだからな」
三島個人の心情の吐露でないとは思いますが、Audible Realitiesプロジェクトの「モスキート」アプリについたレビューの一つ。
Just a waste of money. Whey do you pay for your own imagination?
を即座に想起しました。
想像力ってお金やなんかとはちがってゼロサムではないはずです。使ったらなくなるものではない。むしろ、使えば使うほど増える。それが「物乞い」にあたるなら、Audiblesは誇りをもって物乞いしてやるー!(イスラム教やヒンドゥー教で喜捨される側の人のように)想像力をたくさんめぐんでもらうためには、それ相当の物語を紡ぐ必要があることだけは常に意識しつつ…
想像の余地のないコンテンツが世の中に余りに多い気がしませんか。
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「こんなムックがあるよ」
と友人の編集者が教えてくれたムックを買ってみました。
題して “ハニカムの「iPhoneについて」 “ 。藤原ヒロシやDJの大沢伸一のようなおしゃれクリエイターが、それぞれのiPhoneの使い方を語るという企画もの。ハニカムというのは、そういうおしゃれさんむけのポータルサイトらしいです。

僕の10 seconds ago Proが取り上げられているというだけの理由で、全く期待しないで買ってみたのですが、これが意外と面白い。スペックとか技術的な話はほとんどないところがいい! iPhoneのおもしろさを直感的に語ってます。
「従来のケータイがいろいろつまった幕の内弁当だとしたら、iPhoneは自分の好きなものを自由に選べるビュッフェかアラカルト」
「iPhoneは、ドラクエみたいなかんじ。育てることで自分のものになっていく」(藤原)
そのほかにも、普段IT系のサイトなどでは聞けない、ユーザの意見とアイデアが詰まっている感じ。
DJでレコードを探すときにiPhoneを懐中電灯代わりにつかっているとか、クラブで知らない曲がかかったときにレコーダーアプリで録音してあとでチェックしているなどなど。僕もすぐにまねしてみようかなというアイデアも複数ありました。これこそ、ITメディアとかCNETでは表面にでてこないiPhoneの使い方ですよね。
iPhoneに関する情報も飽和気味。新しい視点を得たい開発者には意外とオススメかもしれません。ただ、1200円は正直高い!

“ハニカムの「iPhoneについて」 (SOFTBANK MOOK)” (ソフトバンククリエイティブ)
Reviews @ 08 December 2008,
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このところブログの更新頻度があがっているのは、ごらんの通りですが(笑)、理由の半分はポメラに帰着できます。ちょっとした待ち時間に文章を書いて、すぐにコンピュータに取り込める。ホントに快適! 通勤時間も執筆時間に早変わりです。
さまざまなところでポメラに対する賞賛の声が挙がっていますが、ここではあえて、ポメラのダメなところをあげてみようと思います。なるべく建設的に。

“KINGJIM デジタルメモ「ポメラ」 DM10オレ トワイライトオレンジ” (キングジム)
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